記事の概要
①Apple Search Adsってどんなメディア?
②どんなユーザーが使ってるの?利用ユーザーはどんな状態?
③Apple Search Adsはどんな広告商品があるの?入稿規定は?
④Apple Search Adsの動画広告作成時の注意点は?
①Apple Search Adsってどんなメディア?
・App Store内アプリ検索結果画面の最上部に掲載される検索連動型広告
・iOSユーザーの65%がストアの検索結果からアプリをインストールしている
・強い関心をもった優良ユーザーを低コストで獲得できる可能性が期待できる
②どんなユーザーが使ってるの?利用ユーザーはどんな状態?
・Apple StoreはApple使用ユーザーが訪れるため、ユーザーの年齢層は幅広い
・「アプリをダウンロードしよう」「何か面白い、便利なアプリがあるか
探したい」といった動機で利用
・iPhoneを使用しているユーザー限定
③Apple Search Adsはどんな広告商品があるの?入稿規定は?
【広告プランについて】
広告プランは主に2つ。以下でそれぞれの特徴を紹介。
A:Basic(ベーシック)
B:Advanced(アドバンスト)
A:Basic(ベーシック)
・CPI課金で、自分で調節ができない代わりに運用をすべてAppleが担う
プラン
・設定は、予算とインストール単価のみで運用管理の必要がない
・キーワードや入札、ターゲット設定はできない
・予算が$10,000以下の制限がある
B:Advanced(アドバンスト)
・CPC課金で、キーワードの入札やクリエイティブ等運用の調整を
自分で行うプラン
・キーワードや入札額、ターゲット(年齢・性別・地域など)を自分で設定する
ことができる
・予算の制限はない
・レポートで詳細なデータを確認することもできるため、大規模なプロモーション
にも適している
【広告クリエイティブについて】
広告の掲載パターンは下記のキャプチャのように3つに分けられる
左)Store内にあるテキストのみ表示されるパターン
中)Store内にある横長動画が表示されるパターン(プレビュー動画)
右)アプリイメージが3枚組み合わせて表示されるパターン
・広告クリエイティブは、「テキストのみのパターン」と
「画像組み合わせのパターン」の2種は自動で配信される
・どちらかを手動で配信ON、OFFすることはできない
・どちらの効果が良いかはレポートで確認することができる
・プレビュー動画は、タップをすることで再生することができる
・プレビュー動画を利用するには審査があり、定められた仕様や規定に従う
必要がある
プレビュー動画の入稿規定
■尺
15秒〜30秒以内(20秒以内推奨)
■アスペクト比
縦長(9:16)
横長(16:9)
■ファイルサイズ
500MBまで
■ビットレート
10-12 Mbps
■推奨フレームレート
30 fps
④Apple Search Adsの動画広告作成時の注意点は?
・iPhone4S以前などの3.5 inchディスプレイには対応していない
・スクリーンショットの重複に注意
・アプリのコア機能から説明する
・ポスターフレーム選びも重要
・手が映っていたり、人がスクリーン操作している演出は避けるのが望ましい
ただし、操作方法をデモンストレーションするために画面内にタッチポイントを
表示させることは可能
・画面の切り替わりは「ディゾルブ」や「フェード」など分かりやすい表現を
使用するのが好ましい
・テキストは文脈上、必要不可欠な場合のみ、分かりやすい言葉使いで
挿入する
・App Previewsは各国の言語に合わせてローカライズすることはできないため、
ナレーションも含めターゲット層が理解できる言語を使用する
・課金した場合のみ使用できる機能をAppPreview内に入れるときは、
その旨をきちんと伝えるのが好ましい
・動画の向きに注意
プロダクトページのスクリーンショットに合わせてプレビュー動画も制作しない
とプロダクトページの最初の画面に表示されないため
参考情報
Apple Store Ads(公式)
https://searchads.apple.com/jp/