記事の概要

①Instagramってどんなメディア?
②どんなユーザーが使ってるの?利用ユーザーはどんな状態?
③Instagramはどんな広告商品があるの?入稿規定は?
④Instagramの動画広告作成時の注意点は?
⑤サンプル

①Instagramってどんなメディア?

主に撮影した写真・動画を加工し、共有するSNS

現在では写真に限らず、コンテンツとして漫画や文字を入れた画像なども多く投稿されている

FeedとStoriesの2つの機能がある

▼Feed
 Feedには写真/動画などのクリエイティブとテキスト文が投稿されており、
 ユーザーはスクロールで投稿を見る。フィルタなどの加工ツールが揃っており
 テキストではハッシュタグを活用することによって検索や拡散が可能

▼Stories
 Storiesは全画面でのコンテンツ表示で、一定時間が経過/左にタップすると
  次のコンテンツに切り替わる

 スワイプやタップなどでアクション可能

 スタンプ、絵文字、GIFなどのクリエイティブツールやカメラエフェクト
  も豊富!
 
 保存しない限り投稿は24時間以内に削除される
  ※広告は24時間経過しても削除されない

 動画をLIVE配信できる機能や投稿された写真からECサイトにリンクできる
 
 ショッピング機能も充実 

 ユーザー数は全世界で10億人を突破
  日本でも3300万人を超えるユーザーが利用(2019年6月時点)

②どんなユーザーが使ってるの?利用ユーザーはどんな状態?

ユーザー層としては、20~40代のユーザーが多く
 女性比率がやや上回っている

友人や知り合い、有名人が投稿した写真や動画を見にきている

ファッションやライフスタイルなど自分の趣味や感性に近いものを見たい、
 参考にしたい、という意識が強い

受動的にコンテンツを楽しむという視聴体験はTVに近い

投稿をきっかけに、位置情報・ハッシュタグなどで情報収集もできる

③Instagramはどんな広告商品があるの?入稿規定は?

動画広告商品は、主に2つ。以下でそれぞれの特徴を紹介。
A:Feed広告
B:Stories広告

※参考 Instagramストーリーズ広告ガイド(公式)
 https://www.facebook.com/business/ads-guide/video

A:Feed広告

InstagramのFeedに表示される広告

クリエイティブの下にアクションボタンが設置される

B:Stories広告

Instagram Stories、Facebook Storiesに表示される広告

全画面で次々とコンテンツ(写真や動画)が表示される

全画面状態で上にスワイプ、もしくは下部のスワイプアップエリアを
 タップすると詳細やアクション(メッセージの送信など)が表示される

入稿規定

【動画】

▼尺
 1秒~60分
 ※Stories広告では15秒以上の連続した動画も投稿可能だが、
 15秒ずつでスキップできる仕様になっている

▼動画サイズ
 250MB以内

▼アスペクト比
・Feed: 4:5 推奨

・Stories: 9:16 推奨

※1080×1080以上必須

▼フレームレート
 30FPS以内

▼Stories広告のUI

動画の上下約14% (250ピクセル)の範囲にはテキストやロゴを配置しないようにし、

これらの重要なクリエイティブ要素がプロフィールアイコンやコールトゥアクションで隠れないようにしてください。

(下記のフォーマットをご参照ください)

【サムネイル画像】

サムネイル画像はデフォルトで5秒表示されます。

▼ファイルサイズ
 30MB以内

【参考】Instagramフィード広告のデザイン上の要件(公式)
https://www.facebook.com/business/help/430958953753149

【参考】Instagramストーリーズ広告のデザイン要件(公式)
https://www.facebook.com/business/help/2222978001316177

課金条件

Instagramの広告は予算を自由に設定することができ、設定した予算上限まで課金が発生した場合、それ以上の配信は自動的にストップされる
それぞれ配信する広告毎に課金の条件が分かれる

クリック課金(CPC)
 ユーザーは広告を閲覧し、ウェブサイトやアプリに遷移するために
 リンクをクリックした際に課金

インプレッション課金(CPM)
 広告が1,000回表示された段階で課金となります。

アプリのインストール(CPI)
 ユーザーが広告経由でアプリをインストールした際に課金

CPV
 費用が発生する条件は数種類用意されており、
 「ユーザーが動画を再生したとき」「ユーザーが10秒以上動画を再生したとき」
 「ユーザーが最後まで動画を見たとき」などの時に発生する

④Instagramの動画広告作成時の注意点は?

▼Feed広告

・モバイルファースト
 冒頭の一瞬でアテンションを捉える(ユーザーの手を止めさせる)
 ・スマホで再生したときの視認性・可読性を意識する
 ・訴求ポイントを絞り、情報を詰め込みすぎない

・ビジュアルに訴えかける表現を心がける
 ・Instagramは写真や動画がコンテンツであるため、魅力的なクリエイティブが重要

・効果的なFacebookニュースフィード動画をInstagramに転用
 ・Facebookニュースフィード動画のノウハウを活かすことができる

▼Stories広告

縦長全画面を活かして没入感のあるクリエイティブにする

・Instagram Storiesのフォーマットに合わせる

 上部の広告主表示や下部のCTAアクション表示にクリエイティブが
  被らないように、画面真ん中に訴求を表示する

▼フォーマットイメージ

スワイプアップ部分の変化

▼フォーマット

動画の上下約14% (250ピクセル)の範囲にはテキストやロゴを配置するのはNGです。

テキストやロゴは赤枠内に収めてください。

・ビジュアルに訴えかける表現を心がける

 Instagramは写真や動画がコンテンツであるため、
  魅力的なクリエイティブが重要

・スワイプアップの誘引

 スワイプ誘引のビジュアル要素を入れることで、
  より強く行動を促すことができる

・最初のフレームからアテンションを入れる

 次々とコンテンツが切り替わるため、表示された瞬間のアテンションが大切!

・各シーンは短く、テンポよく

 Storiesは非常にテンポが早く、ユーザーは「早さ」に慣れているため、
  テンポの悪い動画だとスキップされてしまう

・ユーザーがアクションする暇を与える

 動画の最後に印象的なフレーム(エンドカード)を挿入し、ユーザーの
  アクションを誘引するとともに、アクションするための十分な時間を確保

 15秒の動画の場合コンテンツは10秒、エンドカードは5秒程度が望ましい

・音声はつけた方が良い

 80%のStories広告が音声ありの方が効果がいいことが証明されている

・ブランドファースト

 ブランドを表現するロゴ、メッセージ、デザインを最初に持ってくると、
  ユーザーの注目を集めることができ、ブランドが想起されやすくなる
  例)ナイキ 資料そのまま動画で

・目的に応じた構成にする

 冒頭に人物を出すと、ブランドの認知度に貢献する傾向が強い

 冒頭にプロダクトを出すと、コンバージョンに貢献する傾向が強い

・画面分割

 2画面構成を工夫して取り入れると印象的&訴求内容を増やすことができる
  ※ユーザーはStoriesの早さに慣れており、判断も早いので工夫して取り入れ
  れば効果的

⑤サンプル

▼Feed

記事の動画化
 https://youtu.be/qC8aNTHfum0

▼Stories

ランンディングページ→動画化
 https://youtu.be/lfTXSkmhJsk

記事→動画化
 https://youtu.be/jqQb6z99QNE

静止画→動画化
 https://youtu.be/NSayJcHgr34

動画を再編集
 https://youtu.be/kn2bFQPTnIQ

ポーズ / ルーレット表現
 https://youtu.be/KFZ-UmHn5jY

参考情報

・Instagramヘルプ(公式)
https://business.instagram.com/advertising/#tips

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